研究内容

研究内容1

研究概要

本研究室では、スポーツバイオメカニクスの観点から、 人間の運動機能および感覚機能を科学的に解明し、 それらの機能向上を目指した効果的手法の確立を目的としています。

特に、練習・学習・ニューロモデュレーションといった観点から、 脳と感覚・運動機能の相互作用を多角的に研究し、 スポーツパフォーマンス向上からリハビリテーションへの応用まで幅広い分野で貢献することを目指しています。

主要な研究分野

運動制御と感覚情報

人間の運動制御において、視覚、触覚、前庭感覚などの感覚情報がどのように役割を果たしているかを解明しています。

  • 視覚情報の欠如が手先の動きに与える影響
  • 触覚情報の操作が歩行パターンに与える影響
  • 前庭感覚と姿勢制御の関係性
  • 複数感覚情報の統合プロセス

運動学習と神経機構

新しい運動技能の獲得過程における脳の活動変化や神経可塑性のメカニズムを解明しています。

  • 反復練習による脳内ネットワークの変化
  • 運動学習における注意と集中の役割
  • 小脳と大脳基底核の学習メカニズム
  • 運動記憶の形成と保持

神経科学と運動機能

脳神経科学の手法を用いて、運動機能の神経基盤を解明する研究を行っています。

  • 脳波(EEG)を用いた運動意図の検出
  • 運動関連皮質電位の解析

応用研究

実社会への応用

基礎研究で得られた知見を応用し、スポーツパフォーマンスの向上、リハビリテーションへの応用、 高齢者の転倒予防など、社会的ニーズに応える研究を展開しています。

スポーツ分野

アスリートの動作解析とパフォーマンス向上法の開発

  • 競技動作の最適化
  • 傷害予防のための動作改善
  • トレーニング効果の定量的評価

福祉・高齢者分野

高齢者の運動機能維持と転倒予防のための技術開発

  • バランス能力の評価と改善
  • 日常生活動作の支援
  • 認知機能と運動機能の関連性